歯並びがよくなると顔つきが変わると聞きましたが、実際にはどのように変わるのでしょう?|治療中の生活(成人):よくある質問・何でも相談室:矯正歯科治療のお話|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

歯並びがよくなると顔つきが変わると聞きましたが、実際にはどのように変わるのでしょう?

よくある質問と相談室

4.治療中の生活

Q. 歯並びがよくなると顔つきが変わると聞きましたが、実際にはどのように変わるのでしょう?
A. 顔や口もとがすっきりするので、見た目も気持ちも若々しくなる方が多いようです。


 歯並びが整っているかどうかの目安となる「ライン」があるのをご存知でしょうか。代表的なものが、鼻先と下あごの先(オトガイ)を結んだEライン(エステティックライン)です。日本人の大人の場合、上くちびるがEラインの線上か少し内側に、下くちびるがほぼライン上にあるのが美しいとされています。


 しかし、上や下の歯が前に出ていると、横から顔を見たときに、くちびるがEラインの外に出てしまうケースがあります。矯正歯科治療をすることによって、そうしたくちびるの位置をEラインに近づけることができるので、口もとがすっきりして見えるのです。

 同じように、正面から見て口を閉じたとき、くちびるの下に梅干のようなシワが寄ることがありますが、これも矯正歯科治療で歯を後ろに下げることによって少なくなります。

 また、矯正歯科治療に外科手術を併用すると、骨格的な変化が起こるため、バランスのとれた顔だちに。特に骨格的な受け口の場合、長い下あごを短くすると“小顔”になります。

 きれいな歯並びを獲得し、笑顔に自信がもてるようになると、自分みがきに拍車がかかるもの。治療をして顔つきが変わるといわれるのは、精神面での変化もおおいに関係しているといえるでしょう。

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