2011年3月に発生した東日本大震災に際し、日本臨床矯正歯科医会においても全国組織の団体として、現地の復旧・復興、ならびに被災者支援活動に取り組んできました。そして、現在も継続した支援活動を実施しています。
【支援活動の経過】
2011年3月
日本赤十字社への義援金寄付
被災会員に対する義援金寄付
避難所生活者への口腔ケアセット提供(3月下旬~)
被災した矯正歯科治療中の患者さんへの応急処置を無償で提供
2011年5月
被災矯正歯科患者支援フリーダイヤル開設、無料相 を開始※1
2011年6月
矯正歯科治療中の患者に対する治療費補助事業開始
(2011年12月末日まで)※2
2013年4月
震災孤児に対する矯正歯科治療支援事業を開始
(2013年12月末日まで)※3
2014年2月
「被災地支援ツアー」実施※4
2014年4月
平成26年度支援活動 「震災孤児・遺児支援事業」
【各支援活動の概況報告】
※1 矯正歯科被災者支援フリーダイヤルの問い合わせ件数
2011年9月30日まで、合計144件の連絡が入った。
※2 治療費補助事業の補助総額
被災された矯正歯科治療中の患者への治療費補助を行う事業
2011年12月31日までに適用118件、総額9,784,000円を計上
※3 孤児に対する矯正歯科治療支援事業の対象支援者
被災された孤児260名余りに対して(震災を受けたときに20歳以下で あること)矯正歯科治療が必要な場合、当会の会員診療所において無料 で行う事業 2013年度支援の対象は1名だった。
※4 被災地支援ツアー
2014年2月11日、110名で宮城県亘理郡山元町の中浜小学校を訪問