第9回「ブレース スマイル コンテスト」レポート&インタビュー|vol.09 第9回ブレスマレポート:トレンドウォッチ:本会の活動・ニュース|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

第9回「ブレース スマイル コンテスト」レポート&インタビュー

優秀賞者インタビュー
優秀賞に選ばれたお二人に今の気持ちをうかがいました!

優秀賞者インタビュー
ブレースをつけていても何でも食べるし、痛みもなし!
恐竜みたいだった歯が治っていくのが、うれしいです

優秀賞 萩原 宏樹さん(10歳)


優秀賞者インタビュー「去年の夏休みに自由研究で火山について調べるために、浅間山の鬼押出しに行ってきました。受賞した写真は、そのときお母さんに撮ってもらったものです。応募は主治医の先生からもすすめられていたので、ブレースをつけた歯がちゃんと見えるようにいろいろ撮ってもらいましたが、意識しないで撮った写真がいちばん自然に写っていたので、その写真で応募しました。
治療する前、 ぼくの前歯は90度回転していて、恐竜みたいだったんです。自分でも気になっていたし、お父さんにも歯医者さんにも治したほうがいいっていわれたので、歯医者さんに矯正歯科の先生を紹介してもらいました。
矯正歯科は、学校の帰りに歩いて行ける場所にあるから便利だし、先生も衛生士さんも受付のお姉さんもみんなやさしくて話しやすいので、通院するのが楽しいです。
そして、通院するたびにカラーゴムの色をかえるのも楽しみです。学校のみんなは、ぼくが違う色のゴムをつけてると「また変わったね」っていってくれます。ぼくがいちばん好きな色の組み合わせは、青と緑。でも、いつも同じじゃなくて、いろんな色にして楽しんでいます。
ブレースがついていると、カタイものが食べられないとかいいますけど、ぼくはぜんぜん平気。ガムもかめるし、カレーもおせんべいも何でも食べてます。だから、つらいとか、まったく感じません」(談)

主治医、坂寄正美先生★主治医、坂寄正美先生より

「宏樹くんはもともと受け口で、上の前歯が曲がって生えていました。そこで矯正歯科治療で咬み合わせを整えるとともに、舌で前歯を押すクセがあったので、それを直すよう、舌のトレーニングを続けています。治療をはじめて今で1年半ほど経ちますが、舌のクセはずいぶんよくなってきています。明るい宏樹くんは、うちのクリニックのアイドルです。今回の受賞を励みに、これからも明るく楽しく治療を続けていってほしいですね」(談)



優秀賞者インタビューコンプレックスだった笑顔に自信が持てた!
そのことが、人間関係や意識を
いい方向に変えてくれました

優秀賞 袖林 佑希奈さん(27歳)


優秀賞者インタビュー「前歯が出ているのが気になって、ずっと笑顔に自信が持てなかった私が、スマイルのコンテストで賞をいただくなんて思ってもみませんでした。どんな賞よりも嬉しいです。
応募した写真は職場で、自分で撮ったものです。ブレスマに出すために、特別にしっかり笑ってみました。片目をつむっているのは、ブレスマのポスターのマネをしているんですよ(笑)。ああいう笑顔になれたのは、歯並びがよくなって笑顔に自信がついてきたからこそ。笑顔に自信がつくと、やはり人間関係にもいい影響が出るんですね。私自身、治療を始めてから精神的にも元気になれたと思っています。
矯正治療は以前からやりたかったのですが、お金も時間もかかるし、なかば諦めていました。でも社会人になり、お給料をいただくようになって、自分のためにお金と時間を使えるのは今だけかもしれないと思い始め、思い切って治療を受けることにしました。 治療先は、インターネットで調べて、5~6軒は訪ねましたね。その中で、まわりの評判と自分自身の感覚の両方で選んだのが、矯正歯科治療専門のクリニックです。治療を始めてみて、やはり先生はその道のプロフェッショナルだなと感じますね。とても信頼しています。
私は今、人間ドックの看護師をしていますが、矯正の治療を始めたことで、自分の歯についてはもちろん、体や心の健康にもっと関心をもって、自己管理していくことが大事だと実感しました。単に歯だけのことじゃなくて、心身の健康を管理する大切さに気づけたのが、いちばん大きな変化なのかもしれません」(談)

主治医、安野松王先生★主治医、安野松王先生より

「クリニックで見る袖林さんはキリッとした美人ですが、受賞作ではふんわりした印象で、最初は誰かすぐにわかりませんでした。彼女の魅力が賞を引き寄せたのですね。袖林さんは時間などをきちんと守る、しっかりした患者さんです。そのため治療も順調に進み、もうすぐブレースが外れる予定です。治療が終わったら、キレイな笑顔で思いっきり笑ってほしいと思います」(談)



■最後に・・
受賞者の方々にお話をうかがう中で感じたこと、それは会話の中ですぐに笑顔がこぼれることでした。
これまで気になっていた歯並びが矯正歯科治療によって整い、安定してくると、たとえ治療中であっても嬉しくて、笑顔が増えていくのだということを、そんなふとしたことからも感じました。そのときブレースは”つけているのが恥ずかしい治療器具”などではなく、自分と一緒に未来をつくる”相棒”のような存在になっているのかもしれません。
希望あふれる笑顔のひみつ、それは昨日よりも今日、今日よりも明日と、よりよい方向に少しずつ進んでいるという前向きな実感がもたらすものなのでしょう。
ブレスマはこれからも毎年開催され、2014年の夏には第10回目の応募が始まります。今、治療中の方も、これから治療を始める方も、このコンテストへの応募を、矯正歯科治療中の思い出のひとつにしてみてはいかがでしょう。
>>ブレーススマイルコンテストに関する詳細は、日本臨床矯正歯科医会の公式サイトをご覧ください。
(http://www.jpao.jp/)

最優秀受賞インタビュー