■日本発の「ブレスマ」、ついに海外でも開催決定!
午後1時30分、いよいよ表彰式が始まりました。 実は、今回の式典には”例年にない出来事”があるのです。それは日本で生まれた「ブレスマ」が、今年の夏から韓国でも開催されることになり、その調印式が壇上で執り行われるということ。
矯正歯科医会会長 富永雪穂先生が開会の挨拶でそのことにふれた後、ステージに韓国の矯正歯科医の団体であるKSO(コリアン・ソサエティ・オブ・オルソドンティスツ)の会長、ヘオン・ジェ・チョウ先生が登壇、調印証書に署名しました。
その後の挨拶で、
「治療中の笑顔の写真コンテストは、矯正歯科治療が人生にとって前向きなものであることを示す、素晴らしい取り組みです」と話したチョウ先生。
笑顔は世界の公用語。治療中の笑顔は、よく噛める整った歯並びの大切さを広く世の中に伝える、とっておきの方法なのだと、改めて感じた瞬間でした。
続いて、過去9回の最優秀賞受賞作品がスクリーンに映し出され、10年という節目を振り返った後、昨年、第9回の最優秀賞を受賞した東京都在住の山本俊太朗さんからのコメントが紹介されました。
★山本俊太朗さんからのコメント
さらに「ブレスマ」に応募した患者さんの数がもっとも多かった会員診療所として「いぬづか矯正歯科クリニック」(愛知県安城市)が紹介された後、いよいよ第10回「ブレスマ」の受賞者の発表となりました。
■コメント賞は東京在住の湯村さん、審査員特別賞は埼玉県在住の飯島さん
まず、最初に表彰されたのは「コメント賞」と「審査員特別賞」です。
この二つの賞は、今回特別に設けられたもの。湯村さんのコメントに出てくる知人の言葉とその言葉に応えるように治療を始めた湯村さんに、審査した先生方が深く共感しての受賞です。また、飯島さんの写真からは治療中のいきいきとした親子のやりとりが感じられることから、今回の受賞につながりました。
コメント賞『やった~三位!』
湯村 光智子 さん(東京都在住)
審査員特別賞『おもしろいボクNO1♡』
飯島 虎さん(埼玉県在住)
両賞に輝いた作品がステージ後方のスクリーンに映し出されると、会場からは大きな拍手が。
湯村さん、飯島さん、受賞おめでとうございます!
■名古屋大会賞は、愛知県在住の仲保さん
続いて、表彰式の開催地である矯正歯科医会・東海支部の先生たちによって選出された「名古屋大会賞」の発表です。
受賞した仲保さんは、もうすぐ高校生。中学3年の夏休み、ブレースがとれる数日前に撮影した1枚が、今回の賞につながりました。
名古屋大会賞『矯正なんて気にしない!』
仲保(なかやす)歩美さん(愛知県在住/15歳)
プレゼンターから賞状と記念品が、そして主治医の犬束先生から大きな花束が授与されると、仲保さんはにっこり笑顔に。
仲保さん、受賞おめでとうございます!
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