vol.34 素敵な笑顔にまっしぐら!「第19回ブレーススマイルコンテスト」表彰式レポート
矯正歯科専門開業医の全国組織である公益社団法人日本臨床矯正歯科医会(会長:陶山 肇)が
2005年から開催している「ブレーススマイルコンテスト(通称:ブレスマ)」。
それは名前が示すとおり、矯正歯科治療中の方を対象にした笑顔のフォトコンテストです。
今回のトレンドウォッチでは2024年2月21日(水)に行われたブレスマ表彰式の様子と受賞者の声を通して、
矯正歯科治療によって生まれる“素敵な笑顔”の秘密に迫ります!(記事作成 2024年4月18日)取材・文:冨部志保子(編集・ライター)
受賞作品が選ばれるまで
応募総数は、全国の6歳から65歳までの359点!
コロナ禍が終わり、約3年間続いたマスクの着用義務が解除された昨春以降、「口もと(=歯並び)が気になる」という人が増えています。
そこで検討されるのが、矯正歯科治療です。
よく噛める安定した咬み合わせは、見た目が美しいだけではなく、健康に生きるための土台となるもの。技術や矯正器材が進化した今、歯周組織が健康であれば矯正歯科治療は年齢を問わずに受けることができ、よく噛める整った歯並びを手に入れることができるのです。
19回目を迎えた今回の「ブレスマ」でも、こうした世の中の矯正歯科治療への理解の広まりを受け、全国の6歳から65歳までという幅広い年齢層の方から、359作品もの治療中のスマイルフォトが寄せられました。
第19回の応募テーマは「素敵な笑顔にまっしぐら!」。このテーマを表現した作品は、それぞれに個性的です。
特に今回は、これまで1作品のみの選出だった最優秀賞が【一般部門】と【キッズ部門】に分かれたことで計2作品が選出されることとなり、応募者の年代がこれまで以上に広がりました。
また、インスタグラムなどSNSでの告知によってブレスマの認知度が高まったことで、主催する日本臨床矯正歯科医会(以下、矯正歯科医会)の会員診療所以外の矯正歯科や、大学病院で治療を受けている患者さんからの応募が全作品中65作品と増加したのも今回の特徴です。
こうした中、受賞作品はどのようなプロセスを経て選ばれたのでしょうか? さっそく振り返ってみましょう。
一次審査で入選12作品が決定
事務局に集まった応募作品は、まず一次審査にかけられます。
今回、一次審査が行われたのは2023年9月21日(木)。全応募作品(写真とコメント)をテーブルの上に並べ、関係者らが1点1点をじっくりと見たうえで、12点の入選作を選出していきます。審査には、日本歯科矯正器材協議会、日本矯正歯科学会、日本学校歯科医会、東京都学校歯科医会、全国養護教諭連絡協議会の代表者の方々にお集まりいただきました。
皆さん、それぞれの立場で矯正歯科治療や歯の健康にかかわる方ばかりのため、机の上にずらりと並ぶ“ブレスマフォト”を前に、和やかなムードです。「この写真、いいですね」「この応募コメント、感動します」などと一つ一つの作品の前で足を止め、じっくり目を通しながら審査が続きました。そして全員で投票を行い、入選12作品が選出されました。
一次審査を通過した12作品は二次審査へとまわります。
今回は「第82回日本矯正歯科学会」(11月1日~11月3日)の期間中、入賞作品をパネル展示し、web投票を実施。加えて、11月1日~5日には一般からの厳正なweb投票を行い、第19回の最優秀賞2作品が選出されました。
※大会賞の選出は後日。
段階を踏み、審査する側も真剣かつ楽しみながら、受賞作品を選ぶのは毎年のこと。選ばれた作品はもちろんですが、残念ながら選ばれなかった作品にも、写された笑顔には輝くような未来への期待が込められていたのが印象的でした。
※応募していただいたすべての方には、後日、ブレスマ記念ポスターが進呈されました。
打ち合わせとリハーサルを経て本番へ
そして、迎えた2024年2月21日(水)。
「第19回ブレーススマイルコンテスト」の表彰式当日です。今回の開催場所は、JR長野駅直結の「ホテルメトロポリタン長野」。
表彰式は午後2時50分からの予定ですが、運営にあたる広報委員の先生たちは少し早めに集まり、全体の進行をチェックしながら、会場脇の控え室で受賞者の到着を待ちます。
午後12時、受賞者の梶川慶人さん(キッズ部門最優秀賞)と平林よし子さん(大会賞)がご到着。その後、全体の流れの確認や表彰式のリハーサルなどを行い、関係者全員で本番に備えます。
※今回は残念ながら大川浩子さん(一般部門最優秀賞)はお仕事のご都合でご欠席ですが、事前にオンラインでお話をうかがうことができました。後ほどご紹介します!
あたたかな拍手と笑顔があふれた表彰式
「ブレスマ」の輪を、これからも
舞台上でのリハーサルが終わると、いよいよ表彰式の始まり。
会場には続々と人が集まります。
最初にステージに立ったのは、矯正歯科医会副会長・佐藤國彦先生。
その挨拶の中で、日本で生まれた「ブレスマ」が今日までの間に台湾、韓国、フィリピン、シンガポールと世界に広がっていることが紹介され、来年第20回という節目のときを迎えるのを機に、今後ますます大切に育てていきたいという決意が語られました。
続いて、「第19回ブレスマ」への応募が最も多かった会員診療所の発表です。
今回の「最多応募医院」は、30名の患者さんが応募した福岡県の「ながやま矯正歯科クリニック」です。実は、同診療所の受賞は昨年に続いて2年連続。副院長の永山哲聖先生がステージに上がると、あたたかな拍手が起こりました。
永山哲聖先生からのメッセージ
当診療所では、以前から応募期間中、待合室に「ブレスマ」ポスターを掲示しているほか、院長や私から患者さん一人一人に「ブレスマ」への応募をお願いし、リーフレットをお渡ししています。そしてダブってお伝えすることがないように、すでにお願いをした患者さんにはカルテに「ブレスマOK」と書き込むようにしています。このコンテストは患者さんのモチベーション向上に非常に役立つと思うので、これからも続けていくつもりです。
大会賞は、長野県在住の平林よし子さん
そして、いよいよ受賞者の表彰です。
まずは開催地である長野支部の先生方が選んだ大会賞の表彰から。
壇上のスクリーンに大きく映し出されたのは、陽ざしの中でご主人との仲睦まじい写真が印象的な平林よし子さん(ひらばやし・よしこ)さん(61歳)の作品『背中を押してもらって』です。
大会賞
『背中を押してもらって』平林よし子さん
お二人ともリラックスした、よい表情。ふだんからの関係のよさがこの一枚に現れているようです。ご主人からのひと言で治療をスタートし、将来の夢も広がったという平林さん、受賞おめでとうございます!
キッズ部門最優秀賞は、愛知県在住の梶川 慶人さん
続いては、キッズ部門最優秀賞に選ばれた愛知県在住の梶川 慶人(かじかわ・けいと)さん(10歳)の作品『暑さにも負けない笑顔!』です。
キッズ部門最優秀賞
『暑さにも負けない笑顔!』梶川 慶人さん
作品タイトルどおりの輝く笑顔は、それだけでインパクト十分。その清々しい表情からは、矯正歯科治療が日常の中にすっかり溶け込んでいることが伝わってきます。梶川さん、受賞おめでとうございます!
優秀賞2作品目は、大阪府在住の小川友子さん
そして最後に、一般部門最優秀賞の発表です。
今回、数ある応募作品の中から選ばれたのは、三重県在住の大川浩子さん(46歳)の作品『矯正治療に年齢は関係ない!』です。
一般部門 最優秀賞
『矯正治療に年齢は関係ない!』大川 浩子さん
著名な書家の「楽」という字のそばでヒマワリのお花となった大川さん。微笑みを浮かべた口もとには、ブレースがしっかりと装着されています。お顔と口もとに自然と目がいく演出が素晴らしいこの作品、見ているこちらまで明るい気持ちになってきます。
大川さん、受賞おめでとうございます!
第19回ブレーススマイルコンテスト受賞者の皆さんにうかがいました
表彰式ではこの後、受賞者の皆さんとのクロストークが行われ、治療への想いがそれぞれの言葉で語られました。実は、本番に先立ち、受賞者の皆さんには事前にお話をうかがっていました。ここでは、その事前インタビューを通して、表彰式では語られなかった本音も交えつつ受賞者の素顔に迫ります。
ブレースは、
第二の人生を楽しむ私の相棒です一般部門 最優秀賞 大川 浩子さん(三重県/62歳)
受賞した写真は、どういうシュチュエーションで撮られたものですか?
撮影した場所は、自宅です。車庫にとめてある愛車のキャンピングカーの前で撮りました。もともと私は物流会社を経営していたのですが、還暦を機に息子に社長の座を譲ることにして、退職金代わりに手に入れたのが、このキャンピングカーです。今の私にとって、愛車で一人旅をする時間が何よりの楽しみになっているので、この車の前で撮るのが一番自分らしいと思いました。
ただ、こんなふざけた写真で最優秀賞がいただけるなんて思ってもみませんでした。光栄です。
キャンピングカーで一人旅、素敵ですね
ありがとうございます。私はこれまで両親と義理の両親の4人を同時に介護していた関係で、地元の三重県から外に出ることができなかったのですが、4人を無事に看取ることができ、社長業もしっかり次の世代に引き継ぐことができたので、今度は自分の時間を楽しもうと思って旅をしています。旅先では道の駅に泊まったり、各地の温泉を楽しんだり。いろんなお友達もできましたよ。
矯正歯科治療も、大川さんがずっとしたかったことなのでしょうか?
そうです。応募コメントに書いたように、もともと私の歯並びはリアス式海岸のように入り組んでいて、とりわけ下の歯はガチャガチャでした。ですから、笑うのが苦手でしたね。特に大きな口を開けて笑うとガチャガチャの歯が見えるので、思いっきり口を開けて笑うことができませんでした。
それで50代の頃、取り外しのできるプレート状の装置をつけて矯正歯科治療を始めることにしたんです。3年ほど装置を使いましたね。でも、ちょっと油断してはめずにいると、また元に戻ってしまったりして、なかなかきちんと歯が揃わなくて。そんなとき、趣味の乗馬を通して矯正歯科の先生と出会い、相談してみたところ、「あなたには、その治療法は合わないですよ』といわれて。それで3年ほど続けた治療をいったん、やめることにしたんです。
それは大変でしたね。その後に再び矯正歯科治療を始めたのですね
はい。その矯正歯科の先生から「今の歯並びを放置していると顎関節症になって、食事がおいしくとれなくなるかもしれませんよ」と言われたので、それは困ると。というのも、私は昔から120歳まで健康に生きることが目標なんです。そこには自分の歯でよく噛んで、おいしく食事を楽しむことも含まれているので、これは絶対に治さなきゃと思いました。
治療を始めてみて、いかがですか?
ちょうど今、ブレースをつけて1年半経ったところです。先生からは治療前に「60歳からの治療は痛いかもしれませんよ」と言われましたが、「2年ほど我慢すればキレイな歯並びになって、おいしいものをよく噛んで食べられる健康が手に入るなら、多少の痛みなんて気になりません」と答えて今に至ります。結局、痛みは思ったほどではありませんでした。最初の頃は毎月の通院でワイヤーを調整してもらった後に少しは感じましたが、そういうときは早めに眠るなど、痛みに意識を向けないように過ごしていました。治療の痛みは“慣れ”。慣れてしまえばこっちのものです。
大人の場合、矯正装置をつける前にむし歯や歯周病の治療をする方も少なくはないですが、大川さんはいかがでしたか?
私の場合は、親知らずが2本、斜めに生えていたので、口腔外科に入院して抜いてもらいました。ブレースをつけたのはその後です。大変でしたが、私は元来、考え方がポジティブなので、これを乗り越えればキレイな歯が手に入ると思い、治療する気持ちは揺らぎませんでした。
今、治療はどのような段階なのでしょう?
上下の歯に顎間ゴム(※)をかけて顎のゆがみをとってもらっているところです。ゴムは歯磨きと食事のときだけ外し、後はつけておくので、外した後にちゃんとつけるのは私の役目。忘れないように、ちゃんとつけていますよ。つければつけただけ、歯並びがキレイに仕上がりますから。おかげさまで、今年の夏前にはブレースが取れる予定です。
※顎間ゴム=主に上下顎の咬み合わせを補正するために使う小さな輪ゴム。
最後に、今、矯正歯科治療を検討中の方にメッセージをお願いします
今、矯正歯科治療を考えている人がいたら、ぜひやってみてほしいですね。若いうちにするほうが、もしかしたら治療が楽で、お金も安く済むかもしれませんが、やりたいと思ったときが始めどきです。50代からでも60代からでも、きちんと治療をすれば健康が手に入るし、美しい歯並びで笑える人生になります。口もとの印象って大きいので、そこが整うと女性は美人に、男性はハンサムになって魅力アップできますよ。
カラーゴムの色を自分で決めて
治療生活を楽しんでいます!キッズ部門 最優秀賞 梶川 慶人さん(愛知県/10歳)
受賞の知らせを聞いたときは、どう思いましたか?
うれしかったです。とれたらラッキーかなあと思っていたけど、本当にとれるとは思っていなかったので。応募した写真は、去年の夏、所属しているクラブチームのサマーフェスティバルで試合の後に、お母さんに撮影してもらったものです。試合で勝って、優勝がほぼ決まりっていうときだったので、自然に笑顔になりました。
★お母さま談:以前から「ブレスマ」のことは知っていて、息子が治療中に絶対応募しようと思い、いろんな写真を撮っていました。その中で、この写真はベストショット(笑)。ですから、選んでいただいてとてもうれしいです。
それでいい笑顔なのですね! サッカーはどれくらい続けているのでしょう?
幼稚園の頃からなので、もう7年くらい続けています。今のポジションはボランチっていって、攻撃も守備もする、一番よく走るポジションです。ブレースをつけていても特に困ることはなく、ふつうに練習も試合もできました。
ところで、治療する前は、どんな歯並びだったのですか?
上下の前歯の咬み合わせが逆で、ちょっと受け口ぎみでした。それに上の歯がデコボコしていました。
★お母さま談:矯正歯科の先生には、このまま放置すると永久歯が顎に入りきらないといわれました。それで今は顎を少し広げて歯が並ぶスペースをつくっている状態です。早めに治療を始めたおかげで、ブレースをつけて2~3か月で、前歯の咬み合わせが正常になりました。
下の娘も受け口ぎみで、慶人と似た歯並びなので同じ矯正歯科に通わせているところです。
受け口は早めの治療が肝心といいますから、よい選択でしたね。
慶人くんは、矯正歯科治療を始めることに対してどんな思いがありましたか?
いやじゃなかったです。歯並びも悪かったし、それが治るならいいなと思いました。それに、治療も痛そうじゃないなと思ったので。
実際に治療を始めてみて痛みはなかったですか?
ブレースをつけたのは去年の8月ですが、痛くなかったです。最初のときから全然平気でした。
★お母さま談:慶人は痛みに弱いほうなのに、一度も「痛い」と言ったことがなく、最初のときから普通にご飯も食べることができました。もしかすると先生が痛みを感じにくいようにゆっくりと歯を動かしてくださったのかもしれません。おかげで慶人の中では「矯正歯科治療=楽しいもの」になっていて、毎日鏡で自分の歯を見て楽しんでいます。
今日もカラーゴム(※)をつけていますね。
通院のたびに色を変えたりしているのですか?
はい。通院の前に、ブレースつけるカラーゴムを何色にするかを考えるのが楽しいです。
これまでにしたのは赤とか黄色。今日は表彰式のために青にしてみました。
★お母さま談:「ブレスマ」での受賞で自信がついたのか、それまではずっと透明のゴムだったのに、急に「カラーゴムにしたい」と言い出して、毎回いろんな色を楽しんでいます。その意味でも、今回の受賞は前向きに治療を受けるよいきっかけになったと思います。
※カラーゴム:ワイヤーをブラケットに固定するための小さなゴムのこと。
「百聞は一見にしかず」。
思い切って治療をして、本当によかった大会賞 平林 よし子さん(長野県/61歳)
応募コメントを読むと、ご主人の言葉から治療を始めたということですね
そうなんです。矯正歯科治療は若い人がするものという先入観があったので、きっと私は歯並びが悪いまま老後までいくんだろうと思っていました。
そんなとき、主人が「歯並びが悪いままだと歯が長持ちしないから、矯正歯科治療を受けてみたら?」と言ってくれて。そこから治療を考え始めました。
もともとはご自分の歯並びが気になっていたのですか?
左右に八重歯があって、歯に対してあごが小さく、下の前歯が重なっていたので、気にはなっていましたね。歯磨きもしづらかったし、頬の内側の肉をよく噛んで口内炎もできやすかったので。ただ、自分の歯並びのことで思い悩んでいたというほどでもありません。ですから主人の言葉を聞いたときは「え、今さら?」と思いました。
それから大人の矯正歯科治療ってどんなものかしらとインターネットで調べたのですが、年齢の高い人の症例はあまり出てこなくて。矯正歯科医の「何歳になっても治療はできる」という言葉はありましたが、何歳っていくつだろう? と(笑)。それで、まずは口コミを参考に、通いやすい矯正歯科に相談に行ってみることにしました。
矯正歯科に行ってみて、いかがでしたか?
新しい発見がありました。私はそれまで歯のガタつきしか気にしていませんでしたが、先生に、咬み合わせもずれていると言われて。噛むことに支障はありませんでしたが、そうなんだと驚きましたね。
あと、これはブレースをつける前に抜歯をしたときのことですが、抜いた歯の両側の歯に初期むし歯があったのも驚きでした。自分では歯磨きをしっかりしていたつもりだったので。それからブレースをつけての治療中には、安息時の舌の位置が通常より下がっていることも指摘されました。この状態だと歯並びを治しても、またもとに戻りやすいからと、今、舌の癖を治すトレーニングもしています。
ブレースをつける前には5本の抜歯もされたのですね。
治療を始めるにあたって不安な点などはありましたか?
ブレースをつけてむし歯にならないかとか、5本の歯を一度に抜くのが怖いからどうしたらいいかとか、当初はいろいろありましたが、そのつど先生に相談し、先生もとことん話を聞いてくださったので、一つ一つ自分で納得したうえで進んでいけました。
矯正歯科治療について、改めて今どんなふうに思いますか?
最初は、ガタつきさえ治ればいいので、部分矯正でも構わないと思っていたのですが、さっきお話ししたように咬み合わせに問題があることがわかり、全部の歯にブレースをつけての治療になりました。結果として、その選択はとてもよかったと思っています。本格的な治療をしたからこそ気づけたことがたくさんありましたから。歯並びが悪いまま年齢を重ねていたら、大変なことになっただろうなと思います。
今は治療を始めて丸3年経ち、ブレースにも慣れ、硬い食べものでも噛み切ることができます。ただ、食事ではブレースに引っかかりやすいパスタは避けています。治療が終わったら、友達とゆっくりパスタランチを楽しみたいですね。
※受賞者の年齢は作品応募時のものです。
最後に……
「ブレスマ」はこれからも毎年開催され、今年の6月からは第20回目の応募が始まります。今、治療中の方も、これから治療を始める方も、矯正歯科治療の素敵な記念に、ぜひ「ブレスマ」をご活用ください!
「ブレスマ」に関する詳細は、矯正歯科医会の公式サイトをご覧ください。