市民セミナー報告9/5 in ながさき|市民・医会ニュース:本会の活動・ニュース|質の高い矯正治療と安心の提供に努める矯正歯科専門の開業医団体「日本臨床矯正歯科医会」

市民セミナー報告9/5 in ながさき

 2010年9月5日(日)、長崎市にて日本臨床矯正歯科医会主催の全国広報キャラバン「県民セミナー in ながさき」が、長崎ブリックホールにて開催されました。
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「大丈夫ですか?子どものアゴの発育と歯並び」と題したセミナーは、長崎県全域から152名の来場者が募り盛大に開催されました。
講師として鹿児島大学名誉教授の伊藤学而先生をお迎えし、「歯並び、噛み合わせと健康の関係について」と題して、心と体の健康な発育には、健全な食生活が密接に関係していることや、健康な歯並びと正しい咀しゃくについてわかりやすく解説頂きました。また講演中には聴衆の子ども達を集めて「ウシさんかみ」の練習を行ない、「マシュマロが2個お口に入るとうまく咬めないでしょう。一口サイズはマシュマロ一個分ですよ。」という教授の教えに子ども達も笑顔で納得の表情を見せていました。
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また「歯並びトーク」と題して実際に矯正歯科治療を経験した、あるいは現在治療中の患者さんをステージにお招きし、矯正歯科治療の体験談を伺いました。実際の体験者に聞く歯並び治療の経験について、治療中は装置の違和感や痛みを伴う事もあったが、何より歯を見せて笑えるようになった事、発音がうまくできるようになり対人関係に自信がついたこと等、それぞれの人生が豊かに転じた事を笑顔で熱心に語っていた事が印象的でした。
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講演会終了後は、1対1で個別相談が出来る「矯正歯科相談」が行なわれました。子どもに、いい矯正歯科治療を受けさせたいと願う多くの家族連れが、先生の話を熱心に聞いておられました。
長崎での広報キャラバン開催は初めてでしたが、大盛況のうちに終了しました。近年はインターネットの普及により多くの情報を得ることが出来ますが、歯並びの治療は専門性が高いため、正しい情報なのか、自分自身に合った情報であるのかの判断がつき難いという問題を抱えています。今回のセミナーを通じて偏らない情報を専門医が発信し、また多くの市民が矯正歯科治療に関する知識を得られた事と嬉しく思います。
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