Vol.06 第8回「ブレーススマイルコンテスト」表彰式と、舞台裏
矯正歯科の待合室などに貼られた、
この作品募集のポスターに、
見覚えのある人もいるのでは?
もうご存じの方も多いかもしれませんが、「ブレスマ」こと「ブレーススマイルコンテスト」は矯正装置(ブレース)をつけた素敵な笑顔の写真を募集するユニークなフォトコンテストです。
「ブレースをつけた笑顔!?」と驚くなかれ。実は、治療中の多くの患者さんは「日に日に歯並びが整っていくのがうれしくて、ついつい笑顔になる」と語っているのです。「最初は恥ずかしいと思ったブレースが、いつしか自分の身体の一部のように思えてきて、なんだか愛しい…」。患者さんのそんな思いと自然にマッチするこのフォトコンテストは、2005年にスタートして以来、クチコミなどで徐々に広まり、矯正歯科治療中の患者さんに広く知られるようになってきました。
コンテストを主催するのは、社団法人日本臨床矯正歯科医会(以下、矯正歯科医会)。約40年の歴史をもつ矯正歯科専門開業医の団体です。
矯正歯科医会のメンバーと協賛企業は応募期間の終了後、集まったすべての作品とコメントに目を通した上で、1次審査と2次審査を実施。最優秀賞1作品と優秀賞2作品、そして特別賞として東京大会賞1作品を選出しました。
受賞者の皆さんをお招きして表彰式が行われたのは2月7日。
表彰式の会場は、東京・神保町の学術総合センターです。本番の開始時間より約2時間早く集まった受賞者の皆さんは壇上でのリハーサルを済ませた後、少し緊張した面持ちで、会場の前方席で表彰式が始まるのを待ちます。そして12時40分、いよいよ式が始まりました!
第8回目となる今回は、受賞者を表彰する前に、これまでの受賞作品が紹介されました。
生まれたばかりの子どもを胸に抱くお母さんや元気にボートを漕ぐ少女、そして満面の笑みでピースサインをする父娘……。ブレースをつけた笑顔の作品を前にすると、今や世代・性別を問わず、矯正歯科治療が世の中に根付いてきていることを実感します。
なかでも印象的だったのは、第1回目の最優秀賞受賞者である松本奈都子さんが、今回の表彰式のために特別に寄せてくれたコメントでした。
「第8回ブレーススマイルコンテスト」受賞者の皆さま、
おめでとうございます。
私も、第1回で受賞させていただきました。
治療時を振り返ると、痛みに耐えることや歯磨きの手間など、大変なことがありましたが、
今ではあの痛みもすっかり忘れてしまっているくらいです。
治療のおかげで、口もとへの視線も気にならなくなり、
自然な笑顔も出るようになりました。
治療後すぐに、結婚・出産をして、現在は3人目の出産に向けて、とても幸せな毎日を送っています。
現在治療中の方、長い期間大変ですが、
将来の自分の素敵な歯並びと楽しい生活を夢見て、
前向きに頑張ってください。
受賞当時、27歳だった松本さん。雄大な北海道のひまわり畑をバックに、花に負けないくらいの笑顔でみごと最優秀賞を勝ち取った彼女が、治療を終え、笑顔あふれる幸せな家庭を築いていることに改めて感動を覚えました。
次のページでは、いよいよ受賞者の皆さんの表彰の様子をご紹介します!
Vol.06 第8回「ブレーススマイルコンテスト」表彰式と、舞台裏
表彰式が始まってしばらく経った頃、「それでは、第8回『ブレーススマイルコンテスト』受賞者の表彰に移らせていただきます」と、司会の小林真実子さんが受賞者の名前と応募時に寄せられたコメントを読み上げていきます。
まずは東京大会賞の発表から。248作品の中から選ばれたのは——–。
「作品タイトル『矯正に勝つ!』」。板橋区在住の黒澤柊子(とうこ)さんです」
会場からは大きな拍手がわき起こり、ステージのスクリーンには空手の練習着を着て凛々しい笑顔を見せる、黒澤さんの受賞作品が大きく写し出されました。
小学校3年生から矯正をはじめました。
大変なことはたくさんありましたが、
その中でも空手の組み手で矯正器具があたり、こわい思いもしました。
でも最後までやりとげてきれいな歯を手に入れたいです。
そして思い切り組み手の試合ができるようになって優勝したいです。
「空手も矯正も、自分からやりたいって言いました。キレイな歯並びになれる日を目指して、これからもがんばっていきます」とスポーツ少女らしく、元気いっぱいに話してくれた黒澤さん(11歳)。賞状と記念品、そして主治医の先生から花束を受け取ったときも「ありがとうございました」と大きな声で答える姿が印象的でした。
これからも空手と治療を、楽しみながら両立させてくださいね。
次は、優秀賞2作品に選ばれたお二人の表彰です。
一人目の優秀賞受賞者は——–。
「作品タイトル「まぶぴー」。北海道在住の熊谷さくらさんです」
兄の運動会で撮影した写真です。
まだ矯正をして1年くらいですが、
治療前よりかわいくなった様な…親ばかです。
ごめんなさい。
続いて二人目の優秀賞受賞者は……。
「作品タイトル「母娘(おやこ)でお揃い!ブレーススマイル」。大阪府在住の金輪智彰(ちあき)さんです」
高校生の娘が先に治療を始め、どんどんそろっていくのをみて、
私も『えいっ!』と始めました。
当時49歳という年齢で少なからず不安もありましたが、
長年のコンプレックスだった歯が揃っていくのをみて、
矯正治療を始めてよかったと思っています。
娘とは、痛みの相談や歯の手入れの相談など励まし合っています。
心強い矯正仲間です。
壇上で「治療が終わったら、今は食べにくいペッツとハイチュウを食べたいです」と答えてくれた熊谷さん(11歳)。将来の夢は、あのAKB48に入ることだとか。輝く笑顔で、ぜひ夢をつかんでくださいね。
そして、金輪さん(50歳)は、お嬢様の美紗子さん(18歳)と仲よく壇上へ。そして、ユーモアたっぷりに「娘の整っていく歯並びに影響されて、私が49歳で治療を始めたら、まわりの同世代の女性たちがたくさん後に続きました。私、関西方面で矯正の広報活動をしています!」とコメント。会場からは笑いと拍手がわき、場の空気が一気に和やかに。また、お嬢様の美紗子さんも、「母と一緒に治療をしているので、食後は歯のどこに何が詰まっているかを言い合ったりできて楽しいです」と笑顔で話してくださいました。
熊谷さん、金輪さん、受賞おめでとうございます!
そして、最後はいよいよ最優秀賞受賞者の表彰です。
第8回「ブレーススマイルコンテスト」最優秀賞に選ばれたのは……。
「作品タイトル『北アルプスをめざして!!』、大阪府在住の山本広美さんです」
司会者の声と同時に、ステージのスクリーンに、登山姿の山本さんがさわやかな笑顔でピースサインをする受賞作品が大きく写し出されます。
60才になってから山登りを始め、
身体を動かす事により、何事にも前向きに!
昨年末、矯正歯科にトライ!
まわりからは今さらと思われながら、
矯正の装置や歯の微妙な変化を楽しんでいます。
そして、北アルプスをめざすトレーニングを
している今日この頃です。
受賞作品の口もとにはカラーゴム(※)をつけたブレースが。よく見ると、ステージ上で満面の笑みを浮かべる山本さん(61歳)の口もとにも、カラーゴムがついています。 「60歳を過ぎてから矯正を始めたいという私の思いを受け止めてくださった主治医の先生に感謝いたします」と壇上でコメントした山本さん。決して60代とは思えないその若々しさに、会場からまたもや大きな拍手がわき起こりました。
山本さん、本当におめでとうございました!
※カラーゴムは正式には「カラーモジュール」といい、ブラケットにワイヤーを固定するために使われる小さな輪ゴムを指します。カラーモジュールには目立たない色のほか、ブルーやピンクなど、カラフルな色もあります。
「ブレスマ」こと「ブレーススマイルコンテスト」は、毎年開催されます。
2013年も、初夏から作品の募集が始まる予定。現在、矯正歯科治療中の方あるいは家族や友人などが治療中という方は、素敵な思い出のひとつとして、とびっきりの笑顔で「ブレスマ」に応募してみては?
来年、このトレンドウォッチに登場するのは、今この記事を読んでいる”あなた”かもしれません!
<ブレーススマイルコンテストについての最新情報は、矯正歯科医会のホームページをご覧ください。>
次のページでは、最優秀賞に輝いた山本広美さんの治療のきかっけや現在の思いをご紹介!
Vol.06 第8回「ブレーススマイルコンテスト」表彰式と、舞台裏
「いくつになっても、変化を楽しみながら、
新しいことにトライしていきたいですね」
今回、最優秀賞に選ばれた山本さんは、歴代の受賞者の中で最年長の61歳。しかし実際には、実年齢を疑いたくなるほど若々しくみえる素敵な女性です。そんな山本さんに、受賞作品のことを始め、治療に踏み切ったきっかけや治療後の生活、そして今のお気持ちなどについて率直にうかがいました。
――今回は最優秀賞の受賞、おめでとうございます。選ばれたときのお気持ちは?
まさか選ばれると思っていなかったのでビックリしました(笑)。でも、うれしかったです。
――この写真は、どういうときに撮られたものですか?
近くの低山で、山登りのトレーニングをしているときのものです。山登りを始めたのは60歳になってからですが、60という数字に特別な意味はなくて、たまたま夫が山登りの仲間から誘われて、私も一緒に行くことになったのがきっかけです。そのメンバーで昨夏、はじめて北アルプスに登ることになったんですが、北アルプスといえば標高2500メートル以上あり、登り慣れた人ならともかく、初心者の私が簡単に登れるようなものじゃありません。ですから、本番に備えて毎月、近くの山を登って足腰を鍛えていたんです。
――ブレースをつけての登山、特に問題なかったですか?
この写真を撮った後に登った北アルプスでは、往路の夜行で1泊、山小屋に3連泊という行程だったので、歯磨きが大変でした(笑)。山小屋では水はたくさん使えないし、山歩き中は「行動食」といって小休憩のときに食事をとるので、食べ物がブレースにはさまったときのケアが難しくて。でも、なんとか乗り切りました。
高い山はそれだけ大変なんですけど、下山するとなんだか山が懐かしく思えてきて、また行きたくなるんですね。
――大変だけど続けたいって、どこか矯正歯科治療と似ている気もしますね。
そうかもしれませんね。私はもともと新しいことを始めるのが好きなほうなんです。もし何かを始めてよくないことが起こったとしたても、それをよい方向に変えていけばいいし、その努力も楽しいものです。「言うは易し」で、なかなか実行はできませんけれど。
矯正の治療でも、歯をキレイに並べるために、治療の途中であえて歯と歯の隙間を空けたりすることもありますよね。そんなときは、歯の動きを見て「これで大丈夫かな?」と思うこともあります。でも、そんな気持ちも含めて、治療しているのは楽しいことです。
――山本さんが今、治療を始めたいきさつを教えてください。
もともと歯並びに問題があって、矯正治療を受けたいとずっと思っていました。実際に歯科に相談したこともあるんですが、私が若い頃はまだ矯正をする歯科の数が少なくて家からも通いにくかったし、結局、断念しました。その後、もう年齢的に治療は無理だろうなと思っていたんです(笑)。年齢を重ねるに従って咬み合わせが深くなり、痛みが出てきたので治療したい気持ちはありましたけどね。
そうこうしているとき、知り合いの女性が矯正治療を始めたんです。その方は私より15歳くらいお若いんですけど、ブレースをつけているのをみて、「やろうと思えばできるんだ」と改めて思いました。また、その数年後、行きつけの歯科医院で矯正歯科治療の相談を受け付けていることを聞き、相談してみることにしました。いきなり矯正歯科医院を訪ねるのは二の足を踏んでも、相談会なら気軽に行けますからね。その相談会で気持ちが固まったのが直接のきっかけです。
――そこからすぐに治療を、となったんですか?
いえ、相談した先生からは「今からの治療は、いろんなリスクもあって大変ですよ」と言われました(笑)。でも、私は逆にこの歳でもトライできることをみんなに知ってもらったほうがいいと思って、治療することに決めたんです。
――では、迷いはなかったですか?
ありましたね(笑)。矯正歯科を訪ねたとき、先生から「治療には骨を削る手術もありますよ」などと言われて驚きました。しかも、治療期間は「ブレースをつけるのが3年、その後の保定期間(動かした位置で歯を保つための装置をつける期間)が3年、計6年くらいかかります」と言われたときは、さらに「えっ、そんなに?」って。
それでも治療したい気持ちは変わりませんでした。このまま何もしないで入れ歯になるよりは、キレイな歯並びに整えることで将来に備えたいと思ったからです。結局、私の場合は手術をするには年齢的なリスクが大きいだろうということで、多少ブレースをつけている期間が延びても手術はせずに治療する道を選び、今に至ります。
――カラーゴムが素敵ですね。
ありがとうございます。せっかく治療しているんですから、ブレースを隠すことはないと思うんです。なので、私は毎月の通院のたびにカラーゴムの色を変えたりして楽しんでいます。受賞作品ではレインボーカラー、今は口の中から季節を先取りしようと桜色です(笑)。
ほかにも、夏ならさわやかな青、秋なら紅葉の黄や茶色、クリスマスの頃なら赤と緑と、季節を色で楽しんでいるんですよ。でも、クリスマスの赤と緑は不評でしたね、どうやら赤がよくなかったみたいです(笑)。
――周囲の方は山本さんの治療について、どういう反応ですか?
私、デイサービスでボランティアをしているんですが、そこで会うお年寄りたちは、カラーゴムの色が変わったら「変わったね」と言ってくださいます。なかには「そこまでしなくても」と言う方もいらっしゃいますが、頑張っている私を応援してくれる方が多いですね。ボランティア先でもヘッドギア(※)をつけることがあるんですよ。もちろん、周囲に断った上でね。つけると皆さん、ちょっと驚かれますけど、自分の意志で始めた治療ですから周囲の目は気になりません。
治療が終わったら、今は食べづらい固いおせんべいなどを食べて、しっかりとあごを鍛えて、安定した咬み合わせを長持ちさせたいですね。
山本さん、素敵なお話、ありがとうございました!
※ヘッドギアとは、上の奥歯を後方に移動させるために使われる、取り外しのできる装置。
次のページでは、優秀賞と東京大会賞に選ばれた3組のインタビューをご紹介!
Vol.06 第8回「ブレーススマイルコンテスト」表彰式と、舞台裏
「整っていく歯並びは喜び!」
3組4名の受賞者から、前向きな言葉がたくさん飛び出しました!
続いてこのページでは、優秀賞に選ばれた大阪府の金輪さんと北海道の熊谷さん、そして東京大会賞に選ばれた黒澤さんに、受賞の喜びや矯正歯科治療をしている今思うことなどについてうかがいました。
もともと歯並びがガタガタで、ずっと矯正治療を受けたかったんですが、なかなか踏み出せずにいました。30歳過ぎで矯正治療を考えたときは、親知らずが複雑な形で生えていて口腔外科でも抜けないと言われて泣く泣く断念。その後、子育てでそれどころじゃなくなりました。それでも子どもを歯科検診などに連れていくと、またムクムクと治療したい気持ちが湧いてきて…。でも、どのクリニックに相談しても、大人が治療することにいい顔をしないというか。私の世代の気持ちをわかって治療をしてくださる先生との出会いがなかなかありませんでした。
そんな中、娘が矯正治療することになり、どんどん歯並びがキレイになっていくのをみると羨ましくて(笑)。
ようやく知人の紹介で、大人の治療を積極的に行っている矯正歯科医と出会うことができたんです。その先生は「コンプレックスを自慢のタネに変えましょう」と言ってくださいました。それはまさに自分の気持ちを代弁する言葉。すごく勇気づけられましたね。
表彰式でも言いましたが、私が49歳で治療を始めてから、まわりの同世代の女性が10人近く矯正を始めたんですよ(笑)。やっぱり歯並びをキレイにしたいという思いって、みんな持ってるんですね。自分の経験から思うのは、一度でも矯正治療をしたいと思ったら、その後の人生でその思いはずっと消えないということ。それなら一日でも早くスタートしたほうがいいと思うんです。私の治療はまだ途中ですが、子育ても終えたこの時期にスタートできて本当によかった。私にとって最高の始めどきだったと思っています。
私はブレースをつけてすぐは「ほんまにイヤ」でした(笑)。でも、友達から「ブレースもチャームポイントやで」と言われて、今では治療が終わって外すのが寂しいような気持ちです。私が治療を始めてから母も矯正を始めたので、二人で食事した後は、どこに何が詰まっているかをチェックしあっています。矯正してキレイになったって言われると嬉しいし、してよかったと今では心から思いますね。
おうぼした写真は、去年の6月に、お兄ちゃんが通ってる中学の運動会で、お父さんにとってもらいました。お父さんから「優秀賞に選ばれたよ」って聞いたときは、「まじ? 夢じゃないの」って思いました(笑)。こんなふうに賞をもらったのは初めてで、すごくびっくりでした。
今は、矯正を始めて2年目です。治療する前は歯がガタガタしてても別にイヤじゃなかったけど、歯が整ってくるのをみると、やっぱりうれしい。矯正はいたみもなくて、ぜんぜんつらくないです。いつも先生のところに行くと、カラーゴムの色を自分で選んでます。おうぼした写真ではピンクのゴムで、今日つけてるのは赤。赤い色にしたのは、大好きな「ミニーちゃん」の色だから。これからディズニーランドに行くのが、すごく楽しみです!
このコンテストのために写真を撮るとき、最初は娘の名前にちなんで桜の木と一緒に撮ろうと思ったんですが、うまく行きませんでした。受賞した写真も、下から見上げるようにして撮ったら、青空が真っ白になってしまったのがちょっと残念ですね。でも、娘の自然な笑顔が撮れたのはよかったと思います。
この写真の頃より今のほうが歯並びも整ってきて、来月には上のブレースが外れます。この調子で、娘にはキレイな歯並びで明るく成長してほしいですね。
矯正を始めたのは小学3年のときで、空手は5歳のときからやっています。空手を始めた理由は、お父さんとお兄ちゃんがしていて、かっこいいと思ったから。大きな声を出せるから気持ちがすっきりするし、空手はすごく楽しいです! 今も週2回は練習しています。でも、空手のかっこうをした写真が選ばれるなんて思ってなかったから、うれしいです。
矯正は、ブレースをつけたばっかりのときは、いたかったけど、だんだん慣れてくるといたくありません。歯が整ってくると、やっているかいがあります。空手と同じように、矯正も自分からやりたいって言いました。矯正をして空手をしていても、気を付けているから、今のところケガしたことはありません。
治療が終わったら、思いっきり空手をして大会で優勝するのが夢です。その日を目指して、矯正も空手もがんばります!
「矯正に勝つ!」
黒澤柊子(とうこ)さん(東京都)